議論に勝つ

 議論には、「絶対に勝つ」という意気込みが必要だ。ここでいう議論とは、街中で何かに巻き込まれた際や会社の会議など、あらゆる口論が含まれる。

 ただし、互いの意見を交えての、建設的な意見交換はこの限りではない。そんな時は相手の意見を尊重し、協力して何かを目指せばいい。

 ここで取り上げるのは、要するに「喧嘩をふっかけられた場合」ですかね。世の中には色々な人間がいて、些細なトラブルは避けられない。

 結論からいうと、「完璧に叩きのめす」のはやめた方がいい。なぜなら相手も人間だから、「逆恨み」されると、あとの処理がめんどくさい。その場がとりあえず収まる程度の勝ちを目指すのがいいかと。

 自動車事故の過失割合とかの話し合いは違いますよ。徹底的に潰さないといかん。でも、通常のトラブルなら、ほどほどに収める程度を目標にすればいいのかなと。

 相手がガーッと、沢山しゃべってきたらどうするか? 付き合って返さない方がいい。自分の多弁さに自信があるなら別だが、相手がカッカきているなら、喋らせておいた方がいい。その間はこちらは喋っていない。

 つまり、冷静に考える時間があるのだ。もっと時間が欲しければ、「ちょっとよく分からないな。もう一度言ってくれないか。」とアンコールをお願いしてもいいくらいだ。

 そもそも、多弁ということは、沢山の言葉(情報)を相手に渡している。その中で、何か「言ってはいけなかった事。揚げ足を取られてしまうこと。」を言ってしまう可能性が高い。それを相手に期待する。こちらは冷静に聞いて反撃のチャンスを伺うのだ。

 ここまでが、原則。熱くなっている相手に付き合わず、喋らせればボロが出ると。

 最後にひとつ。「今、俺キレていいのかな?」と迷っているときは、絶対にキレない方がいい。もちろん、キレている演技をする必要がある場合もあるが、そもそも「キレる」とは「結果として、キレてしまった」のであり、迷っているなら上記方法で冷静に反撃の機会を伺おう。中途半端に怒るポーズとるのはやめたほうがいい。

  理論的に互角であった場合、気合いの入っている方が勝つ。ここらへんの話は、私がよく分かっていないから説明ができないのだが、要するに「本気で喧嘩する気がないなら、やめておけ」だ。適当なところを落とし所に狙って戦うか、「自分、言いたい事あって納得できないから、言っちゃいました。」となるか。難しい。

 でも、とにかく議論を避けるというか、争いごとを避ける人もいますが、余程の人格者でない限り、単なる腰抜けとして、「敵も味方もいない」感じになってしまうことが多い。よく女の人が「あの人、いい人なんだけど物足りないのよねー。」みたいな。違うか。

 だらだら書いてしまったが、いつかまとめます。駄文ですいません。